株式会社KACHIAL 代表取締役社長 高橋 幸一郎

CEO倶楽部経営者インタビュー

第2回 株式会社KACHIAL 

株式会社KACHIAL 代表取締役社長 高橋 幸一郎

株式会社KACHIAL 代表取締役社長 高橋 幸一郎

―今回社名をハウジング恒産からKACHIALへと変更されましたが、新しい社名の由来を教えてください。

 

高橋氏:これまでの不動産会社の枠組みにとらわれず、「人々の暮らしに価値あるアイデアを次々と提供し、世界中を明るくするチームであろう!」という思いを新社名に込めました。
当社は設立以来、賃貸物件管理領域においてオーナー様とともに賃貸不動産経営の新しいカタチを創造してきました。そして、刻々と変化していく時代に対して、社会の求める「新たな価値」を生み出していく必要性を感じ、社名変更を行うことでブランド認知の向上、そしてこれまで以上の「価値ある」企業活動を推進していきます。

―新しい社名のロゴも大変特徴的ですね。

 

高橋氏:KACHIALの「A」を矢に見立て、価値を上げ続ける力強さと勢いを感じるロゴマークにしました。アルファベットが斜体になっているのは社員全員がお客様の方向を向き、前のめりで、お客様の事業の価値を応援し、上げ続けることを表現します。矢印の色は冷静な経営判断や几帳面な仕事を表す「青」と情熱や想いを表す「赤」組み合わせた「紫」です。

―新サービス「Wall Canvas(ウォールキャンバス)」の内容を教えてください

 

高橋氏:「Wall Canvas」は壁を自由にデザインするとができるサービスです。従来は、市販のデザインの壁紙を張ることにより、壁紙を変更できました。しかし、弊社のサービスでは皆様のお好きな写真やイラストを壁紙にすることで、より自由に壁をデザインできます。つまり、壁をキャンバスとして空間を自由に演出ができるのです。例えば、おしゃれなイタリアの建造物をキャンバスに描き外国の雰囲気にできますし、日本庭園の写真を張ることでより和な心安らぐ空間へと演出できます。

 

―活用によるメリットは何ですか。

 

高橋氏:マンションの一室などよりもオフィスや店舗、クリニックの待合室などに向いています。実績としては社長室を施工しました。とてもお洒落な社長でしたので、社長室の雰囲気をより一層社長個人のイメージに合わせたビーチにしました。その他にも施設によっては更なるイメージアップのメリットを生み出すことができます。

【施工事例】

立川事業所

Before

After

―特に高橋社長が考える導入によってメリットが大きい施設はありますか

 

高橋氏:オフィスや老人ホーム、民宿はとてもメリットが大きいと考えています。
オフィスに活用することで採用効率の向上や来訪者の方の印象の向上が期待できます。単純な白基調の無機質な会議室を彩り豊かな特徴的な会議室に変え、一度訪れた人にとって印象に残りやすく、会社としてのイメージの向上が期待できます。それにより、採用やお客様へのおもてなしとして費用対効果が期待できると思います。一度取り入れていただけば長く持ちますが、その時の企業さんのイメージなどにより張替えていただくことが多いです。弊社の会議室や執務スペースも半年ごとに張り替えています。

 

【オフィス施工例】

・小会議室

Before

After

・大会議室

Before

After

次に老人ホームや介護施設に導入いただいた場合、入居者の方々の青春時代の風景を壁に張り「回想法」が期待できます。回想法とは高齢者介護の業界で確立された技法です。認知症の方は気持ちが不安定になりやすいので、馴染みの場所や物が身近にあると心が落ち着くといわれています。例えば、ブラウン管テレビや映画『ALWAYS三丁目の夕日』に出てくる1950年代の街並みなど、馴染みのあるものに触れたりするとその時代の自分の姿を思い出し安心感を得られ、元気な気持ちになります。そこで、介護施設の内装をホテルのような綺麗な仕様の中にも昔懐かしい景色を廊下に描くことで回想法の効果が見込めます。

 

民泊への導入では最近の流行である写真映えを狙えます。様々な予約サイトの登場により、宿泊先を選ぶ際にはネット画像の印象により決める方が多いです。そこで、可愛い壁や個性的な壁等「映える」壁にすることで、インパクトがあり印象に残る為、予約の増加が見込めます。また、宿泊者の方が写真を撮りSNSへの投稿率が高まりレビューによる普段泊まっている宿泊施設との差別化を狙えます。特に若い世代の方々には写真や動画をSNSにあげる文化が根付いているので、そこから話題となりお客様の増加も期待できます。

 

―こちらを導入する際のデータは自分で撮影をして用意するのですか

 

高橋氏:印刷したい写真やイラストデータ(300dpi以上)をお送りいただくか、「iStock」または「Adobe Stock」からご希望の写真を指定していただくことも可能です。編集は弊社で行います。壁一面につき1枚の編集費用は基本料に含まれていますので、別途編集費をいただくことはありません。

―費用はどのようになりますか。

 

高橋氏:平米数により変化しますが最小10平米以下で基本料¥85,000から施工費が¥90,000からとなります。もちろん平米数が大きくなるごとにディスカウントも可能で、ドアおよび凹凸等のない「1平面あたりの費用」となります。また、こちらは特別な壁紙となり施工には高度な技術が必要となりますので弊社にて手配させていただきます。

―先程貴社のドアに企業理念がありましたが、あちらも壁紙ですか。

 

高橋氏:あちらは印刷したものの裏面をマグネットにし、ドアなどに張り付けることが可能なものとなります。こちらもリクエストいただければ対応が可能です。

―最後にどのような方と会いたいですか

 

高橋氏:Wall Canvasの展開をやりたいという方に会いたいです。
また、このサービスをどんどんと広げていきたいと考えているため、代理店として活動していただける方とも出会いたいです。弊社は下請けとして動いていければと思っております。マージンなどのご相談はご連絡ください。

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